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【個人情報保護活用】Chromeシークレットモードとは?

シークレットモードの基礎から応用まで

GoogleChromeには、シークレットブラウジング(以下、シークレットモードと表記)と呼ばれる機能があることをご存知でしょうか?

シークレットモード

↑のような画面がシークレットモード
※パソコン版

 

シークレットモードを使うことで、あなたがパソコンやスマホでネット(ウェブ)を使用した状況の一部を隠せられます。

僕の職場でシークレットモードを知らない方が意外と多く、社員にレクチャーしたシークレットモードの機能、使い方(起動法、解除法)、活用方法、プライバシー保護への応用をご説明します。

シークレットモードの機能とは?

改めてですが、シークレットモードを使うことであなたが閲覧したウェブページの情報(他人に見られたくないアダ●●サイトを見た履歴など)やフォーム入力した情報(パスワード)をブラウザ上で保存されなくなります。

これがシークレットモードの最大の特徴です。

シークレットモードの起動・解除方法

iPhone(iOS)、Android、パソコンの3つに分けてシークレットモードを起動させる、解除させる方法をご説明します。

iPhoneでシークレットモードを起動・解除する

iPhone(iOS)でシークレットモードを起動させる方法は、以下の手順です。

iPhone版シークレットモード起動法
  1. Chromeを起動
  2. Chromeの右下にあるメニュー(横に3つ点が並んだアイコン…)をタップ
  3. 「新しいシークレットタブ」をタップ

 

iPhone(iOS)でシークレットモードを解除する方法は、以下の手順です。

iPhone版シークレットモード解除法
  1. 画面右下の数字アイコンをタップ
  2. シークレットモードエリアに移動
  3. 開いているタブの右上にある✕をタップ
    (※シークレットモードで開いているタブの全てを閉じる)

Androidでシークレットモードを起動・解除する

Androidでシークレットモードを起動させる方法は、以下の手順です。

Android版シークレットモード起動法
  1. Chromeを起動
  2. Chromeの右上にあるメニュー(縦に3つ点が並んだアイコン)をタップ
  3. 「新しいシークレットタブ」をタップ

 

Androidでシークレットモードを解除する方法は、以下の手順です。

Android版シークレットモード解除法
  1. 画面右上の数字アイコンをタップ
  2. 開いているタブの右上にある✕をタップ
    (※シークレットモードで開いているタブの全てを閉じる)

 

モバイル版Chromeのアップデートによりシークレットモードスクリーンショットは禁止されています(今のところAndroidに限る)。スクリーンショットによる説明画像がなく、申し訳ありません。

パソコンでシークレットモードを起動・解除する

パソコンでシークレットモードを起動させる方法は、以下の2パターンです。

パソコン版シークレットモード起動法

パターン①

  1. Chromeを起動
  2. Chromeの右上にあるメニュー(縦に3つ点が並んだアイコン)をクリック
  3. 「シークレットウィンドウ開く」をクリック

パターン②

  1. Chromeを起動
  2. ショートカットキーでシークレットウィンドウを開く

Mac:Command+Shift+N

Windows:Ctrl+Shift+N

 

パソコンでシークレットモードを解除する方法は、開いているシークレットモードのタブを全て閉じます。

その際に使えるショートカットキーをご紹介します。

■タブを閉じる

Mac:Command+W

Windows:Ctrl+W

 

■ブラウザを閉じる

Alt+F4

上のシークレットモードで開いているブラウザを閉じれば、一つずつタブを閉じなくてもシークレットモードを解除できます。

シークレットモードの便利な点

ざっくりシークレットモードのメリットをまとめます。

 

シークレットモードのメリット
  • 家族で共用のパソコンを使っている場合、あなたが閲覧したウェブページがバレなくなる。
  • どうしても他者のパソコンやスマホで自身のクレジットカード情報を入力しなきゃいけなくてもクレジットカード番号を保存されなくできる。
  • ネットカフェで使ったパソコンに個人情報を残さずに済む。
  • パーソナライズされない検索結果画面を表示させられる。

 

基本的に他者のパソコンやスマホでは、個人情報を入力しないことが情報リテラシーです。

どうしても他者の端末で個人情報を入力する必要がある場合は、少なくともシークレットモードを使いましょう。

シークレットモードは万能ではない

先ほどメリットの箇所で「閲覧したウェブページ」や「クレジットカードなどの個人情報」が保存されなくなるとご説明しました。

注意すべき点は「ブラウザには保存されない」ということです。

つまり、あなたが閲覧したウェブサイトや会社であればネットワーク管理者にはあなたの閲覧情報を知られる恐れがあります。

「シークレットモード使えば、会社のパソコンで業務とは無関係なページを見ていてもバレないや!」と考えていた同僚が管理部にバレて怒られていました。笑

 

  • 会社や学校のネットワーク管理者には閲覧内容、入力情報を知られる可能性がある。
  • 閲覧したウェブサイト側には情報が保存されるケースがある。
  • 利用しているインターネットサービスプロバイダ(ISP)はあなたの個人情報を入手できる可能性がある。(ISPが分からない方は「インターネットプロバイダとは|IT用語辞典」をご覧ください)
  • シークレットモードでダウンロードしたファイルはChromeに保存されないが、ファイル自体はダウンロードフォルダに保存される。つまり、端末を使用する人にダウンロードしたファイルを見られる場合がある。

 

必ずシークレットモードの注意点を踏まえてご使用ください。

【補足】300万人分の匿名閲覧履歴を無料で手に入れることができたケースもある

シークレットモードは無駄? ブラウザの閲覧履歴にプライバシーはないかも」によると、高度な技術を使えば匿名情報から個人を特定できるケースもあるようです。

 

この記事で強く主張されていることは、「閲覧履歴を秘密にしたかったら、決して他者に情報を渡してはならない」です。

 

もう一度言います。

他者が使っている端末、SNSなどであなたの匿名情報を保存してしまうと高度な技術を使えばあなた個人を特定することができます。

そのため極力他者の端末であなたの個人情報を入力することは避けましょう。

知らぬ間に個人情報は盗まれる

少しシークレットモードから話は逸れますが(個人情報流出に興味なければスルーしてください)、あなたの知らぬ間に個人情報が盗まれるケースが日本で多発しています。

情報漏洩の原因割合

(データ元:「2017年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」)

上図をみると、情報漏洩の原因の多くは「ご操作してしまった」「どこかに忘れて無くしてしまった」「不正にアクセスされた」ことです。

JNSAセキュリティ被害調査ワーキンググループの調査によると、情報漏洩1件あたり4億4,850万円の損害賠償額にも及ぶ被害が発生しているようです。

 

企業・個人問わず個人情報の漏洩対策をしないことは危険すぎます。

セキュリティソフトを代表する「Norton」が情報漏洩を未然に防ぐ方法、もし情報漏洩した場合の対処法を詳細に説明してくれています。

必要な方はご覧ください。

シークレットモードを活用してできる限りプライバシーを守ろう

シークレットモードで守れるプライバシーは限られています。

倫理的に悪い人からあなたのプライバシーを本気で守りたいなら、セキュリティ対策ソフトなどをあなたのパソコンにインストールする必要があります。

ただし、ソフトをインストールするためには数万円かかってしまいます。

そのため、最低限シークレットモードを活用してあなたのプライバシーを守る、あるいはそもそも「個人情報を漏洩させないように行動するぞ」という意識を今すぐ持ってください。

まずはご説明した内容を元にシークレットモードを使いこなして、あなたの個人情報を守ってください。